君津赤十字奉仕団

赤十字社東京都支部来訪「里の家」の一日を体験

「里の家」がスタートして20年、笑顔とまごころでお年寄りのお話し相手をする、家族の方にほんの少しの安らぎと心のゆとりをー の当初の目的を今も繋いでいる。コロナ禍がほぼ解消され、「里の家」の過ごし方も以前に戻ったと言える9月5日、日本赤十字社東京都支部より6名の職員の方が、活動見学に来訪された。会場は「里の家」小櫃で、小糸・小櫃の来所者9名で開所した。

普段と変わらない朝の流れの中で、自己紹介の後、奉仕者・澤田君子さんのリードで「鹿野山のさんちょこ節」(千葉県の民俗芸能)を楽しんだ。これは2本の竹を握り、向かい合った人と歌に合わせて打ち合う手遊び。和やかな交流で会場が盛り上がった。昼食の支度は、当番と視察に見えた方にも手伝っていただき、盛り付け、配膳、そして全員がテーブルに並んで美味しくいただいた。

午後は、奉仕者の持ち寄った生花を活け込み、記念撮影。終了後は別室で活動紹介。はじめに林委員長が、立ち上げ前に幾つかの施設や病院を視察研修した上で、婦人会と赤十字奉仕団が連携し、名称を「君津市高齢者支援ネットワーク」として立ち上げ、スタート時は1会場、約8年後に2会場としたことなどを説明。現在は奉仕者の高齢化など課題もあると披瀝した。この後、東京都支部の質問に応えるなど充実した交流となった。

君津赤十字奉仕団

赤十字奉仕団とは、「赤十字のボランティア活動を通じて地域社会に貢献したい」という思いを持った人びとによって市区町村ごとに組織されたボランティアグループです。君津赤十字奉仕団は、赤十字思想の普及や社資の募集、災害時の活動、救急法・健康生活支援講習等の普及、献血推進など赤十字事業を推進しています。

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