浜子の歴史と景観を守る会

景観を守る

建暦寺にある、そのご主木として数百年のあいだ人々のくらしを見つめてきた「カヤ」の巨木は近年、その樹勢が衰え立ち枯れの危機に瀕していました。

そこで、私たちはカヤの木の歴史的価値を再考し、樹木医の指導をいただき土壌改良と竹筒に竹炭を入れた通気管を埋設するなどの、回復作業を行いました。今は見事に樹勢回復し、地域のシンボルとしての景観を創り出しています。

浜子の歴史と景観を守る会

浜子の歴史と景観を守る会

奈良時代に建立された建暦寺、阿弥陀堂、木造観音麺などの君津市指定文化財及び君津市指定保存樹木(榧木)と銀杏の大木が景観を形成している。 これらの歴史、宝物、景観を後世に伝えるため平成23年に発足し現在では個人会員38名法人会員2社(R6.4現在)となり地元浜子、常代の他木更津市、富津市からも参加している。当会の主な活動は榧木の活性化の他、竹林を整備し景観を取戻し里山・古道の復元により、竹林の散策や竹の子狩りができる里山を目指している。 具体的な事業活動として間伐した孟宗竹を利用し竹炭(消臭用、伝導炭、一般用)、竹酢液、竹チップ、竹細工(竹トンボ、熊手、ミニ門松)、銀杏の収穫などを行っている。 また、林野庁所管の「森林・山村多面的機能発揮事業」にも参加し【浜子里山保存会】として竹林整備、炭焼、竹細工、竹の子がり等に興味がある人体験してみたい人を受け入れています。地域学校教育支援活動等を行っています。活動の拠点:君津市浜子145番地 建暦寺の周辺 (代表)鈴木 悟

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